りっかのすみか

穏やかな暮らしのための日記帳

小さな『次』の積み重ね

ふとしたときに悲しさや寂しさがあふれだしてくる。

気を紛らわすためにswitchを手に取るけどすぐ疲れてしまって、気付けば眠ってしまうというのを繰り返していたら夕方になっていた。

まだ寝ようか、起きてもなぁ、そんなことを考えていたら休みの夫が声をかけてきた。

「今からあの部屋を掃除しようかな」

もう片付けてしまうのかと寂しくなる。でもいつかはやらなくちゃいけないもんね。

手伝うほどもなさそうなので、その間ほかの家事を済ませた。

一通り終わらせてから見にいくと、既に部屋は綺麗さっぱりとしていて、窓を開けていたからなのか、それ以外の理由もあるのか、少しだけ風通しが良くなったように感じた。

でも私はまだ整理がついていなかったみたい。置いていかれたようなさみしさを感じて、悲しくなってしまった。

夫を止めなかった、整理がついたフリをしてしまった。無理にでも前に進めばいいと思ったから。でも無理だった。

だから、次からは一緒に進もうね、と約束した。

少し遅めの夕飯を食べた。

夫と「別にどこかに行きたいわけではないけど、外に出たくなるね」と話した。何でこんな気持ちになるんだろうね、不思議だね。

冷蔵庫にコーヒーの残りがあったから、コーヒーに合うおやつを探しに行こう。どうせなら少し遠くのコンビニまで行ってみようか。

外に出ると秋を感じた。まだ8月なのに。

少し歩くだけでも疲れる。涼しくてよかった。

しみチョココーンを1袋だけ買って帰った。

「大きいのは食べきれないかもね」と小さいのにしたけど失敗だったかも。昔はもっと1個が大きかった気がする。次は大きい袋にしよう。

ふとした時に出てくる『次』が、少しずつ自分の前に道を作ってくれている気がする。

今日も穏やかなようで苦しい1日だった。明日もきっと同じような日になると思う。

でも、明日も『次』と出会えるかもしれない。そう思うと悪くはないのかもしれない。