りっかのすみか

穏やかな暮らしのための日記帳

土砂降りの夜

大雨の警報が鳴り続けていて眠れない。
寝不足と土砂降りの音で少しずつ落ち込んでいく。

やっと塞がったと思っていた傷口が開きかけているような、むず痒いけどうかつに触れないような苦しさ。
ゆるく溺れているみたいな。とても気分が悪い。

せっかく美しい愛おしい時間を思い出しても、寝不足と不安が入り混じった頭じゃ汚してしまうだけ。
きれいなままでとっておきたいし、大事にしまっておきたい。

早く眠りたい。
違うことを考えよう。
大事な思い出だけど、今は考えたくないから。

警報が鳴りやめばいいのだけど。
でもこの警報の裏には、今も安全のために動いてくれている人たちがいるというのを知っている。

危険の中で誰よりも前に立って動いてくれている人がいる。
その人たちのおかげで私たちの安全が守られていることを忘れてはいけないね。

この守られている時間の先に穏やかな日々があって、そのなかをまたゆっくり歩んでいかなきゃいけないのだから。

目が覚めたら、変わらない穏やかな世界がありますように。みんな無事でありますように。

おやすみなさい。